その高い栄養については長くなるので割愛して、

ここではより現代人にとって欠けていると思われる、脂質のバランスについて詳しく話していきたいと思います。

脂質は三大栄養素のひとつとして人間の体には必要不可欠なものです。

脂質＝油にも植物性油脂や動物性油脂などいろいろと種類があり、

各々オメガ３とか６とか９とか働きの異なる脂肪酸で構成されています。

そして現代人はこの脂肪酸の摂取バランスが極端に乱れていると言われており、

そのことが様々なからだの炎症を引き起こす要因だと考えられています。

オメガ６は炎症を起こす働きをするのに対して、オメガ３は抗炎症＝炎症を和らげる働きをします。

本来オメガ６と３の割合は４対１～３対１が理想的であるのに対して。

現代人の大半は２０対１くらいになってしまっているようです。

これは現代流通している油が、オメガ６含有量が多いものに偏ってしまっているためで、

普通に生活しているだけでどうしても偏ってしまうのです。

なのでなるべくバランスの良い油を意識して選ぶに越したことはないわけですが、

要するにグラスフェッドバターは、この脂肪酸の割合が理想的なとっても珍しい油なのです。

良質で不足しがちな油を摂りたいという方には、グラスフェッドバターは最適解のオイルと言えるかもしれません。

とまあ難しいことをあれこれ説明しましたが、あんまりあれこれ気にしすぎるのもストレスなので、

こうした知識は何となくあたまにの片隅に置いておくくらいで調度いいかもしれません。